アメリカの10月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて2.6%上昇し、前の月より伸び率が拡大しました。
アメリカ労働省が13日に発表した10月の消費者物価指数は前の年の同じ月に比べて2.6%上昇し、市場の予想通りでした。
一方で、伸び率は先月の2.4%に比べて拡大しました。
また、物価の変動が大きい食品とエネルギーを除いた指数は3.3%の上昇で、こちらも市場の予想通りでした。
アメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利し市場ではインフレの再燃が懸念されているなか、経済指標でもインフレの粘着性が示された形で、FRB(連邦準備制度理事会)の今後の利下げシナリオに注目が集まっています。