暴力団員による不当な要求が増える年末を前に、高松市の住民と警察が安心で安全な街の実現を訴えました。
「暴力追放住民大会」には高松市のことでん瓦町駅周辺の住民や商店主、警察関係者ら約50人が参加しました。そして、地域全体で暴力団排除の意識を高めようと住民の代表が宣言を行いました。
(住民の代表)
「安全で安心した暮らしやすい街にすることを宣言します」
警察によると、これから年末に向けて暴力団員による門松や正月用品の押し売りなど不法・不当な要求が増える傾向にあります。
参加者は暴力のない明るい町の実現を訴えながら商店街を練り歩きました。
(瓦町駅周辺地区暴力追放住民会議/村尾秀樹 会長)
「おかしいなと思ったら自分1人で判断しなくて、近所の人、もしくはご家族がいらっしゃったらすぐ電話する。2秒間の考える力をもちなさいと言いたい」