賃貸住宅大手の大東建託は2019年から「街の幸福度ランキング」を調査しています。2024年版の集計結果が公表され、岡山県では矢掛町が3年連続で1位となりました。
この調査は、岡山県に住む20歳以上を対象に、2020年~2024年に行った調査を累積したもので、1万1979人分の結果をもとにランキングを作成しています。
その結果、岡山県の「街の幸福度ランキング」は、1位が矢掛町、2位早島町、3位総社市となりました。
矢掛町に住む人からは「自分の時間が持てて仕事もできる」や「好きなものが好きなだけ買える。猫と暮らせる」「子どもたちに囲まれて、にぎやかで大変なことも多いけど、楽しい。子どもの成長が楽しみ」などのコメントが寄せられました。
矢掛町の担当者は「江戸時代に旧山陽道の宿場町として栄えた歴史の町です。当時の面影や風情を色濃く残す情緒あふれる町並みが特徴で、毎年多くの観光客が訪れます。一方で18歳以下の医療費無料や保育料の完全無償化、結婚・出産・入学祝金など、ライフステージにあわせた支援施策を展開しています。生活と観光のバランスが取れた暮らしやすい町です」とコメントしています。
このほか「住み続けたい街ランキング」も公表され、1位が総社市、2位早島町、3位矢掛町と、幸福度ランキングと同じ自治体がトップ3に入りました。