警察官になりすまして高齢者から現金200万円をだまし取った疑いでマレーシア国籍の男が再逮捕されました。
再逮捕されたのは、マレーシア国籍の自称自営業の男(40)です。
警察によりますと、男は、氏名不詳者と共謀し、警察官になりすまして資金調査名目で現金をだまし取ろうと考えて、11月11日から18日までの間に、氏名不詳者が岡山市北区に住む79歳の女性の家に複数回電話をかけました。
氏名不詳者が電話で「口座が不正利用されていて、資金調査を行うため、現金を預ける必要がある」などとうそを言った後、警察や検察の関係者になりすました男が女性の家を訪問し、現金200万円をだまし取った疑いが持たれています。
男は「テレグラムで指示役から指示を受けて、お金を受け取りに行ったことに間違いないが、詐欺だとは知らなかった」と犯意を否認しています。
男は、11月19日に、同じような手口で、岡山市北区に住む別の81歳の女性から通帳をだまし取ろうとしましたが、警察による「だまされた振り作戦」によって未遂に終わり、詐欺未遂の疑いで逮捕されていました。その後、警察が余罪について調べていました。