香川県東部の大川広域消防本部の消防署員が運転免許証の有効期限が切れた状態で救急車を運転していたことが分かりました。
大川広域消防本部によりますと、20代の女性署員は2024年10月中旬に運転免許証の更新を失念し、有効期限が切れた後も約2カ月間、救急車を運転していました。出動回数は23回、走行距離は約700kmです。
12月8日に救急要請で出動した際、物損事故を起こし、事故処理の過程で運転免許証の失効に気が付いたということです。
女性署員は通勤でも車を運転していました。
大川広域消防本部は16日、女性署員に文書で厳重注意しました。
女性署員は運転免許証の再取得手続きを行いました。大川広域消防本部は「住民に迷惑を掛けて申し訳ない。二度と起こらないよう注意を徹底する」とコメントしています。