パラリンピック陸上競技のレジェンドが香川県三豊市の小学校を訪れ、子どもたちにパラ競技の魅力を伝えました。
三豊市立財田小学校の5、6年生に拍手で迎えられたのは、夏のパラリンピックで日本人最多の7大会に出場した永尾嘉章さんです。
パラスポーツや障がいがある人への理解を深めてもらおうと、アスリートが学校などに出向く出前授業です。
(永尾嘉章さん)
「ここにすごく強力なばねがついています。このばねの工夫で真っすぐ走れるようになっています」
永尾さんがトップスピードで競技用車いすをこぐと、なんと時速49kmに到達! 子どもたちから驚きの声が上がりました。
子どもたちも競技用車いすを体験しました。うまく動かす難しさを身をもって感じていました。
授業の最後に永尾さんは「お互いの違いを認め合ってほしい」と子どもたちに訴えました。
(児童は―)
「速かったので すごいと思いました」
「きょうの体験をきっかけに、パラリンピックを見てみようと思いました」