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最低賃金引き上げは「負担になっている」 85%の企業が回答 香川・百十四経済研究所調べ

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 香川県の最低賃金が2024年10月に918円から970円に引き上げられたことを受けて、百十四経済研究所(高松市)が県内企業への影響についてアンケート調査を行いました。調査は2024年12月から2025年1月にかけてウェブと郵送で行い、287社から回答を得ました。

 最低賃金の引き上げが経営に影響しているかを尋ねたところ、85%の企業が「負担になっている」と回答し、前年(70%)より増えました。「負担ではない」と回答した企業は13%で、前年(26%)より大きく減りました。
 実際に賃上げを行った企業は62%で、「人材確保・採用」「モチベーションアップ」「物価上昇への対応」などが主な理由です。
 採算と賃上げの関係を調べたところ、採算が改善した企業の69%が賃上げを行い、採算が悪化した企業も62%が賃上げを行っていました。百十四経済研究所では「人材確保・維持のため、やむを得ず賃上げしたと考えられる」と分析しています。

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