百十四経済研究所(高松市)は、女性活躍推進への県内企業の取り組みについて、アンケート調査を行いました。
従業員101人~300人の企業の65%、300人以上の企業の91%が「推進に取り組んでいる」と回答しました。従業員が少なくなるほど取り組みは進んでおらず、30人以下の企業では37%でした。
「女性活躍とは、どのような状況か」を尋ねたところ、トップは「仕事を任されていること(85%)」で、次いで「長く働けていること(65%)」「女性管理職が多いこと(42%)」「ストレスなく働けていること(40%)」「高収入を得ていること(23%)」でした。
課題としては「家事や育児の負担を考慮する必要がある(54%)」「残業・出張・転勤をさせにくい(34%)」などが挙がりました。
百十四経済研究所は「女性活躍は人手不足への重要な取り組みであり、そのためには課題に対応することが不可欠」としています。
調査は香川県内の企業440社を対象に、2024年9月から10月にかけて行い、266社から回答を得ました。