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高松市が下水道使用料の値上げを検討 新たに基本使用料として990円を徴収する計画

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 高松市が下水道使用料の値上げを検討しています。下水道事業の運営を検討する委員会が29日開かれ、有識者らが現状について市民に丁寧に説明する必要があるとしました。

 会議では、高松市の担当者が2023年度決算時に143.5円だった使用料単価では経費の90%弱しかまかなえていないと説明しました。

 下水道設備の老朽化による修繕費の増大や物価高騰なども踏まえ、使用料の単価の目標をこれまでの3割増しの185円にする案を示しました。これまでなかった基本使用料として990円を徴収する計画です。

 これに対して委員は、市民に理解してもらうため高松市の下水道の現状について丁寧に説明していく必要があると意見を出していました。

(下水道事業運営検討委員会/寺尾徹 会長)
「個々の市民の方がどのように感じておられて、その中で今回の改定というものがどういう風な意味合いを持っているのかということについて、生活実感のところからどういうものであるかということを理解する」

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