LGBTQなど性的マイノリティーへの理解を深めてもらおうと、岡山市で17日、当事者らによる講演会が開かれました。
(LGBTQ当事者/大和美菜子さん)
「自分は女の子が好きかもって高校生から自覚が出てきた。最初は誰にも言えなかった」
性別にかかわらず、誰もが生きやすい社会の実現に取り組む岡山市の「さんかくウイーク」に合わせて開かれた講演会です。
岡山市で同性パートナーと暮らす大和美菜子さんは、自分自身を受け入れるまでの葛藤、親へのカミングアウトといった過去の体験や、LGBTQ当事者としての思いを伝えました。
(LGBTQ当事者/大和美菜子さん)
「私は今すごく幸せなんです。毎日楽しいし。LGBTQとか、性的マイノリティだからといって不幸なわけではない。人それぞれ求める幸せの形は違う」
大和さんと一緒に講師を務めた性教育の専門家、東海林みゆきさんは、幅広い性教育の重要性などを伝えました。
(参加者は―)
「LGBTQということだけに限らず、人としてどう生きるか、幸せをどう考えるかというところに大変共感した」
大和さんと東海林さんの講演会は19日、岡山市南区の妹尾公民館でも行われます。