宿泊需要の高まりを受けて、JR四国は2025年9月以降、高松市とさぬき市に新しい宿泊施設を開業します。
(JR四国/四之宮和幸 社長)
「けっこうニーズがあるなということが改めてわかってきた。ホテルとかではないような宿泊ニーズがあるなということもありましたし……」
JR四国は2018年から簡易宿泊事業を展開しています。
すでに香川県と徳島県で4軒を展開していて、新たに2軒を香川県にオープンします。
9月にさぬき市にオープンする「鈴音by 4S STAY」は、地場産品の販売所を改装しました。四国霊場の大窪寺と長尾寺の中間に位置し、お遍路の旅行者をターゲットにしています。
高松市に10月にオープンする「Setolive別邸 by 4S STAY」は築40年近い住宅を改装しました。まちなか散策や島の周遊を目的とする旅行者がターゲットです。
JR四国は簡易宿泊事業を「空き家問題」の解決にも役立てたいとし、2030年度までに年間売り上げ2億円を目指しています。