瀬戸内国際芸術祭の秋会期が3日、開幕しました。香川県の宇多津エリアが会場となるのは今回が初めてです。
(記者リポート)
「こちらは初開催の宇多津エリアです。宇多津エリアでは昔ながらの街並みと一緒に作品を楽しむことができます」
秋会期は香川県西部の島や初開催の宇多津など14のエリアが会場です。
かつて塩づくりが盛んに行われた宇多津エリアでは、塩を使った作品など4つの新作を展示しています。訪れた人はじっくり鑑賞し、作品の写真を撮影していました。
(大阪から)
「夏はすごい暑くてそれはそれでよかったんですけど、秋はすごい風も気持ちよくてゆったりまわれたらいいなと思います」
(東京から)
「土地の歴史を感じながらアート鑑賞っていうのが今回楽しみにしてます。実は私たちベテランで、もう5回目!」
(神奈川から)
「秋会期しか見られないエリアなのでそれも楽しみ」
午後5時から、宇多津町にある四国水族館の大水槽の前でオープニングセレモニーが開かれました。
宇多津町を中心に活動している獅子舞団体が演舞を披露したり、宇多津中学校の吹奏楽部が演奏したりして開幕を祝いました。瀬戸内国際芸術祭の秋会期は、11月9日まで開かれます。