まんのう町立図書館(香川県まんのう町吉野下)は11月14日から12月14日まで、高松市出身の文豪・菊池寛の業績を紹介するパネル展示を行います。
サンクリスタル高松(高松市)のリニューアル工事に伴い、2025年5月から2027年秋ごろまで休館している菊池寛記念館が「出張」します。
「菊池寛を知ろう!」というテーマで菊池寛の生涯を紹介します。子ども時代に図書館の蔵書2万冊を読み切ったエピソードや、20歳で上京して芥川龍之介らと交流し、「父帰る」「藤十郎の恋」「真珠夫人」などの代表作を生み出した文筆家としての歩み、文藝春秋を創刊したり芥川賞・直木賞を創設したりと、実業家・ジャーナリストとしても活躍した菊池寛のビジネスセンスにもスポットを当てます。
期間中、まんのう町立図書館に所蔵する菊池寛の作品や関連本も併せて展示します。