ニュース

特集

最大9連休の年末年始…人気の旅先は? 岡山市の百貨店ではおせちに変化も【暮らし×経済】

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 暮らしに密着した経済の話題を取り上げる「暮らし×経済」です。 今回のテーマは「年末商戦」です。

最大9連休…人気の旅先は?

 人気を集めている旅行先を聞きました。

(リョービツアーズ/坂本欣子さん)
「国内ですとやっぱり北海道。あとは沖縄で、ゆっくりご家族で沖縄という方が多い」

 今回は、最大9連休。国内外の旅行を企画販売するリョービツアーズによりますと、岡山からは4泊5日など比較的長期の日程で北海道や沖縄への旅行が人気だということです。

 北海道は、スキーやスノーボードなどウィンタースポーツを楽しむ人のほか、温泉や食事を目的に訪れる人が多いということです。

 岡山空港発の場合、年末年始、4泊5日のプランで1人当たり約20万円が相場だということです。

 また沖縄は、祖父母から孫まで家族3世代での旅行客が多く、2025年7月にオープンしたテーマパーク「ジャングリア沖縄」も人気を集めています。そのため、沖縄県の北部に宿泊する人も増えているそうです。

 一方で、海外旅行はコロナ禍を経て、人気の行き先に変化があるそうです。

(リョービツアーズ/坂本欣子さん)
「いままでは年末年始のお休みは海外というとハワイが第1希望に挙がっていたが、3泊4日とかで台湾、岡山空港からの台湾。社内では1番人気」

 2018年まではリョービツアーズが扱う年末年始の海外旅行先でハワイ、グアム、サイパンが全体の6割を占めていました。

 しかし2023年ごろからは、岡山空港から直行便があることや費用の手頃さから台湾が人気を集めていて、現在では全体の8割を占めるまでになっているということです。

(リョービツアーズ/坂本欣子さん)
「年末年始も早くから台湾は売れていた。ほぼツアー用の席は満席になっている状況」

 岡山空港から首都・台北への直行便を利用した年末年始の3泊4日のプランで約12万円から24万円だということです。

年末年始の過ごし方 「家にいる」が6割

 年末年始の旅行もトレンドが変わってきています。

 そして長期休暇を利用して旅行に出かける人がいる一方で、家でゆっくりと過ごす人も多いようです。

 マイナビが行った「年末年始の過ごし方」に関するアンケート結果では、6割を超える人が「家にいる」と回答しています。

おせち料理にも変化

 そんな「おうち時間」を過ごす人も多い年末年始。食卓を彩るのがおせち料理です。

 年末の休みが長くなる2025年の暦に合わせて、岡山市の百貨店ではおせちにも変化が見られます。

(岡山髙島屋 食料品売り場/髙津真琴 マネージャー)
「定番の料亭のおせちや和風の3段のおせちが定番では人気だが、今年度からは年末から楽しめるオードブルタイプのおせちも我々としてはご提案させていただいていて、興味を持たれる方も結構多い」

 岡山髙島屋では、ネット販売も含めて約1000点のおせちを販売しています。

 今回は、12月27日から最大で9連休と年末の休みが長いことから、年末でも楽しめるように肉やカニを中心としたオードブルタイプの販売を強化したそうです。

 また、物価高騰の影響で商品全体の3割ほどが1~2割の値上げとなっているということです。予約のピークは12月上旬の見込みです。

(岡山髙島屋 食料品売り場/髙津真琴 マネージャー)
「年末の風物詩としておせちは欠かせないものだと思っておりますし、たくさんの方が楽しんでいただける目に美しい日本の伝統のものになるので、そういったものをテーブルに置いてわいわいと楽しく過ごしてほしい」

 旅行に出かける人も、家でゆっくり過ごす人も、それぞれのスタイルで楽しい年末年始を迎えたいですね。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース