介護の仕事を行っている人を対象に食事や入浴などの介護技術を競う大会が12日、高松市で開かれました。
その名も「かがわ介護王座決定戦」です。日常の業務で行っている介護の技術を競い合うことで技術とモチベーションを高めてもらおうと、香川県が毎年行っています。
県内の10の介護施設から1チーム3人、合計30人が出場し、「食事」「排泄」「入浴」の部門に分かれて介護技術を競いました。
審査のポイントは「利用者ができることをきちんと見定め、手伝いすぎていないか」「コミュニケーションが取れているか」、「安全を確保しているか」などです。
ベテランの介護福祉士が審査しました。競技が終わると審査員から、「もっと声かけがあればよかった」などのフィードバックも行われました。
(参加者は―)
「もう一回見つめ直して、こんなやり方もあるんだなというのを持ち帰ってみんなに広めれたらいいなと思います」
「足りなかった部分をいっぱい言ってもらえたので、そこを意識して頑張っていきたい。もっと人が増えてくれれば1人1人楽になるので有難い」
また、会場では介護に携わる人の負担を軽くするための福祉用具の展示や実演も行われました。