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「認知症の人と接したことがある」が6割を超える 香川県調査 速報

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 香川県は2025年の5月~6月、「高齢者の保健福祉」について県民にアンケート調査を行いました。

 そのうち「将来の住まいと介護サービスの利用」に関する質問項目では、「介護が必要になっても、できる限り、現在の住まいや地域に住み続けたい」と回答した人が最も多く(39.2%)、続いて「介護が必要になったときに、施設(特別養護老人ホームなど)に入所したい」(37.1%)、「ケア付き住宅(高齢者向けの各種サービスの利用が可能な住宅)に早めに住み替えたい」(12.9%)などとなっています。 

 「介護が必要になったときに、施設(特別養護老人ホームなど)に入所したい」と回答した人に「理由」を訪ねた項目では、「家族に迷惑をかけたくないから」が最多(61.7%)でした。

 今までに認知症の人と接したことがあるかの質問には、「ある」(ご自身が認知症であると言われた場合も含む)が約6割で、内訳では、家族(56.4%)、親戚(31.4%)、近所付き合いの中で(25.1%)、自分自身(0.7%)などとなっています。

 「認知症の人と安心して暮らすために必要なもの」を3つ選択する項目では、多い順に「本人や家族が相談できる窓口の充実」(59.8%)「保健医療サービス及び福祉サービスの充実」(38.2%)「認知症の人が暮らせる人施設やグループホームの充実」(34.6%)などとなっています。

 調査は「県政世論調査」として202556月に実施されたものです。香川県の18歳以上の男女3000人にのうち、回答した1484人(回収率49.5%)の内容をまとめました。

 国は、202412月の「認知症施策推進基本計画」で「認知症の人・家族などが他の人々と支えながら地域で安心して暮らすことができる」ことを掲げています。

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