ことでんは2026年1月末、ICカード「IruCa」の一部のサービスを廃止します。
「IruCa」はことでんが利用促進策として2005年2月に開始したICカードです。定期券を含めて現在7種類を発行しています。
このうち月の利用回数が50回を超えると最大で運賃が半額になる65歳以上が対象の「シニアIruCa」について、新規の発行を2026年1月末で廃止します。
廃止の理由についてことでんは「サービスの維持と安全設備への投資などを十分に行うため」と説明しています。
ことでんの試算によりますと、サービスの廃止によって電車・バスを合わせて年間で約3700万円の増収につながるとしています。
一方、学生向けや障がい者向けのカードの割引サービスはこれまで通り実施します。