障害がある作家がデザインしたラッピング電車の運行が高松市で始まりました。
4日から、ことでん琴平線で運行するラッピング電車です。高松市のことでん仏生山駅で出発式が開かれました。
(高松琴平電気鉄道/植田俊也 社長)
「アート県でもある香川の土地や人のカラフルさをこのラッピング電車によって伝えることができれば」
デザインしたのは重度の知的障害がある高松市出身の作家、山内雅人さんです。
山内さんは毎日30分、均等に並んだマスを36色の色鉛筆で塗って作品を仕上げています。
色の濃さにむらがあるなど固定観念に縛られておらず、ラッピング電車のテーマも「はみだせ、しあわせ。」です。
(試乗した人はー)
「想定外の素晴らしさでびっくりした」
「中もカラフルだったり白い方眼みたいになっていてとてもおしゃれで、乗ったら景色とかも一緒に見られたりして楽しみ」
ラッピング電車は2027年7月までことでん琴平線を運行します。