高松市消防局は8日、「119番通報を受けたにもかかわらず、出動指令を怠った事案があった」と発表しました。
高松市消防局によると、7日午後4時1分、情報指令課に「60代男性が頭部を打撲した」と男性の家族から119番通報が入りました。この時は聞き取り内容から救急出動は行わず、救急電話相談窓口(#7119)を案内したということです。
男性の家族が救急電話相談窓口に相談したところ、「救急車を呼んだ方がいい」と言われたため、午後4時17分に2度目の119番通報をしました。しかし、対応した指令員の男性(60)は、他の119番通報や無線連絡が重なったことなどから、出動指令の操作を忘れてしまったということです。
この約2時間30分後の午後6時48分に、通報者から3度目の119番通報があり、救急出動の指令をしていなかったことが判明しました。このときに傷病者の状態を確認したところ、容態は安定し、家族から「救急車は不要」という旨の話があったことなどから、救急搬送はしませんでした。
高松市消防局は8日午前に傷病者と家族に直接謝罪。このときも症状は安定していたということです。
高松市消防局は「119番通報の受信から出動指令までの一連の作業を確実に実施できるよう、手順を職員全員で再確認するなど再発防止に取り組む」とコメントしています。