岡山市が進める新アリーナの整備を巡り、建設の賛否を問う住民投票を求める2万人余りの署名を市民団体が市に提出しました。
岡山市の選挙管理委員会に署名を提出したのは、市民団体「新アリーナ建設の賛否を問う住民投票を実現させる会」です。
岡山市は北区野田に最大1万人を収容できる新しいアリーナの整備を計画していて、2032年度中の完成を目指しています。
この計画を巡り、市民団体の代表を務める浦上さんは、2025年10月の岡山市長選で自身を含む新人候補3人がアリーナの白紙撤回を掲げ、その合計得票率が過半数を超えていたと指摘。「計画はいったん白紙にするべきだ」などとして、2026年1月に署名活動を行う意向を示しました。
そして、2026年3月に署名活動を始め、約2カ月で、2万1930人分の署名が集まったということです。
市の選管が今後、署名の有効性を審査し、有効な署名が岡山市の有権者の50分の1にあたる1万1463人分を上回れば住民投票の実施に向けた条例案を大森市長が市議会に提出することになります。
(市民団体の代表/浦上雅彦さん)
「これを否決されると市民の皆さんの多くの思いが踏みにじられることになるのでぜひとも叶えてほしい」
今後の流れは――
今後の流れを見ていきます。
岡山市は提出された署名について氏名や住所などをもとに有効な署名かどうかを20日以内に審査します。
その後、有効な署名が有権者の50分の1を超えていれば市長に対して住民投票について本請求することになります。
市長は、請求を受けた日の翌日から20日以内に、住民投票実施のための条例案を議会に提案しなければなりません。
そして条例案が議会で可決されれば、市民団体が求める「新アリーナ建設の賛否を問う住民投票」が実施されることになります。
約2万2000人分の署名が集まったとされる中、今後の議会の判断が注目されます。