岡山市が進めている新アリーナの整備を巡り、建設の賛否を問う住民投票を求める署名活動を市民団体が始めました。
署名活動を始めたのは市民団体「新アリーナ建設の賛否を問う住民投票を実現させる会」です。29日は、約200人に必要な書類一式が手渡されました。
今後2カ月間で岡山市の有権者の50分の1にあたる、約1万1500人の署名が集まれば、住民投票の実施に向けた条例案を市議会に提案できます。可決されれば住民投票が実施されます。
(市民団体/浦上雅彦 代表)
「それの倍や3倍とかすごい数の署名を提出したい。(署名が多ければ)迫力が違う。軽く超えていきたい」
さっそく29日から署名活動も行われました。
(署名した人は―)
「お金を使うのは優先順位があって、これが1番になるかは分からないが、施設が少ないから増えたらと思う」
「それよりもお金をかけるところはあると思う。いろんな意見があるので住民投票でみんなで決められたら」
署名活動の期間は5月27日までです。
市民団体「いけないと言っているわけではない」
岡山市が北区野田に整備を計画している最大1万人収容の新アリーナは、2032年度中の完成を目指しています。
2025年10月の岡山市長選では、今回署名活動を始めた浦上さんをはじめ3人の候補が「アリーナ計画の白紙撤回」を掲げていて、3人の合計得票は過半数を超えていました。
浦上さんは署名活動の方針を表明した2026年1月の会見で、「議論の進め方などに疑問が残る。もう一度考え直した方がいい。アリーナがいけないと言っているわけではない」と説明していました。
署名活動は「反対の意思表明」ではなく「賛否を問うための住民投票を求める」ものです。