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明治神宮外苑の再開発 事業者側の「見直し案」をイコモス国内委員会が批判

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 ユネスコの諮問機関であるイコモスの国内委員会は9日に事業者側が公表した明治神宮外苑再開発の樹木の見直し案について、検討が不十分などと批判しました。

 東京・明治神宮外苑の再開発を巡っては、事業者側が9日に樹木の本数を400本増やし2304本にするなどの樹木の見直し案を公表しました。

 明治神宮外苑のシンボルとなっている4列のイチョウ並木については、隣接する新野球場の基礎部分を当初の計画よりも10メートル遠ざけて根への影響を減らすとしています。

 イコモスの国内委員会は24日に会見を開き、見直し案について「根だけではなく、建物による熱や風、日照など、開発による影響がどのように生じるかが検討されていない」などと批判しました。

 そのうえで、東京都の環境影響評価審議会でイコモスの国内委員会が意見を言う機会や公開説明会の開催などを求めました。

 一方、事業者側は港区と新宿区の住民らを対象とする説明会を28日に開催する予定です。

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