イスラム教シーア派組織「ヒズボラ」が武器を調達するための資金源とされる場所をイスラエル軍が相次いで攻撃するなか、ヒズボラは会見を開き、これを否定しました。
ヒズボラは22日に会見を開き、「イスラエルが攻撃した金融機関から武器調達のための資金を調達したことはない」と否定しました。
イスラエル軍はヒズボラの武器購入などの資金源を断つために首都ベイルートを中心に金融機関などを集中的に標的としていて、攻撃は激しさを増しています。
21日夜にはベイルート南部にある国内最大規模の病院の近くに空爆があり、子どもを含む少なくとも18人が死亡し、60人がけがをしました。
イスラエルの地元メディアによりますと、軍は「ヒズボラの拠点を空爆したが、病院は標的ではなく、影響はなかった」と主張しているということです。