東京・千駄ケ谷にできた新しい将棋会館での初めてのイベントで、藤井聡太七冠が国際将棋トーナメントで優勝した中国人のプレイヤーと対局を行いました。
藤井聡太七冠 「世界各地からこの千駄ケ谷の将棋会館に集まっていただき、うれしく思いました。将棋には碁盤上の指し手を通してのコミュニケーションがあるので、その魅力を改めて強く実感しました」
渋谷区千駄ケ谷にある新しい将棋会館の初のイベントとして、「国際将棋フォーラム」が開催されました。
フォーラムでは45の国と地域から51人が参加し、国際将棋トーナメントが行われました。
優勝した中国の許諾さんと藤井聡太七冠の記念対局も行われました。
藤井七冠が海外のプレイヤーと将棋盤を挟み対局するのは初めてのことです。
対局はもちろん藤井七冠が貫録を見せて勝利しました。
藤井聡太七冠 「それぞれの国でこれからも将棋を楽しんでいただければ本当にうれしく思います。ヨーロッパでも愛好家が少しづつ増えていると聞いているので、行ってみたいです」
また、旧将棋会館の道場では最後のイベントとなる国際オープン大会などが行われました。
国際将棋フォーラムは将棋の国際的な普及・発展と将棋を通じた文化交流や国際親善を目的としたイベントで、対面での開催はコロナの影響もあり、7年ぶりです。