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盗品と知りつつ銅線買い取りか 金属買い取り4店舗に一斉家宅捜索 警視庁

社会

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 太陽光発電施設にある銅線ケーブルの窃盗が相次ぐなか、盗まれたものと知りながら銅線を買い取ったとして、関東にある複数の金属買い取り店に警視庁などが一斉捜索を行いました。

 東京・日の出町と群馬・嬬恋村の太陽光発電施設で銅線ケーブルが盗まれた事件では、これまでにタイ人の窃盗グループ7人が逮捕・起訴されています。

 グループによる被害は100件を超すとみられています。

 警視庁などはこのグループが盗んだケーブルが盗まれたものと知りながら、少なくとも80回、合わせて4600万円ほどを買い取った疑いが強まったとして、栃木県と茨城県にある4つの金属買い取り店に一斉に家宅捜索を行いました。

 その結果、パソコンや帳簿などが押収されたほか、従業員でタイ国籍のワティス・チャイマン容疑者(37)ら4人が不法残留の疑いで現行犯逮捕されました。警視庁などは、ケーブルなどを扱う従業員が足りず、在留資格の切れた外国人を雇う金属買い取り店が多いとみています。

 今後、買い取り側の摘発を強化するとともにグループと店との関連について調べる方針です。

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