国会議員に毎月100万円支給される「旧文通費」を巡り、来週から始まる臨時国会での法改正に向けて参議院が有識者からの意見聴取を始めました。
衆参両院の議運委員長は「調査研究広報滞在費」、いわゆる「旧文通費」について郡司彰元参議院副議長と国立国会図書館の職員からヒアリングを行いました。
郡司元参議院副議長は、旧文通費の使い道について「範囲は広い方がいい」と指摘したほか、公開の在り方や残金の扱いなどに関する細かいルールについては「短兵急に結論を出さない方がいい」と述べたということです。
25日には山東昭子元参議院議長からヒアリングを予定していて、その後、速やかに協議体を設置し議論を本格化させる考えです。
衆議院では20日に協議がスタートしていて、衆参それぞれで議論を重ねた後、両院で話し合うことにしています。