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落合陽一氏手掛ける「デジタルヒューマン」公開 関西万博で体験も

経済

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 来年4月に開幕する大阪・関西万博でメディアアーティストの落合陽一さんが手掛けるパビリオンで展示予定のデジタルヒューマン技術が公開されました。

 大阪・関西万博で8人の著名人が展開する「シグネチャーパビリオン」の一つで、落合陽一さんがプロデュースする「null2」は鏡がコンセプトです。

 デジタルの鏡を表現したデジタルヒューマンは、最先端のAI(人工知能)や3D技術などを用いることで人間の姿をし、対話もできます。

 万博では来場者が実際に自分そっくりのデジタルヒューマンを作成することができるとしています。

 360度から撮影できる特別な装置で作られたデジタルヒューマンがパビリオンの中に映し出されることで、来場者も演出の一部に加わることができるということです。

 落合さんは近い将来、母子手帳の情報からSNS上の人間関係まですべてを記録した“第2の自分”のデジタルヒューマンと会話したり、相談し合う時代が来ると予想しています。

 万博をその社会実験の場とし来場する50万人分のデジタルヒューマンを作ることを目標としています。

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