浅草などの観光地をタクシーで回りながら車窓から見える景色と連動したMR(複合現実)の技術を体験できるサービスが始まります。
MRは現実の風景と仮想現実などを組み合わせて映し出す技術です。
ソニーグループが開発したMRは、車窓から見える景色をリアルタイムで車内のモニターに映し、様々なCGを重ね合わせていきます。
タクシーで浅草・谷中・上野のエリアを回りながら浮世絵や江戸の文化のほか、観光スポットの解説などを聞くことができます。
公共交通機関でMRが体験できるのは日本で初めてということです。
インバウンドの客もターゲットで、車内のアナウンスは英語の他に中国語や韓国語など5カ国語に対応しています。
来月7日から期間限定でサービスを始める予定です。
ソニーは今後、バスや電車などにもMRを活用した新たなサービスを展開したいとしています。