違法薬物を譲り受けたとして書類送検された大手光学機器メーカー「オリンパス」の前社長について、東京地検は麻薬取締法違反の罪で在宅起訴しました。
オリンパスの社長兼CEOだったシュテファン・カウフマン被告(56)は去年6月から11月にかけて、東京都内で複数回にわたってコカインやMDMAとみられるものを違法薬物として譲り受けた罪で27日に在宅起訴されました。
東京地検はカウフマン被告の認否を明らかにしていません。
カウフマン被告は、違法薬物を購入していた可能性が高いとする会社の内部調査結果などを受けて先月、辞任しています。
また、都内で複数回コカインなどをカウフマン氏に譲り渡したとして逮捕された自称カメラマンの金子高明容疑者(44)についても、東京地検は麻薬特例法違反の罪で起訴しました。