9日の日経平均株価は、先週末より200円以上高い3万9332円で寄り付きました。
しかし、その後は上値が重く、一時マイナスに転じる場面もありました。終値は前の日より69円高い3万9160円でした。
ニッセイ基礎研究所 井出真吾主席研究員 「東京時間に入ってから、 アメリカ株の先物が軟調に推移した。日本株も3万9000円超えてきて、半導体株にも利益確定の売りや戻り待ちの売りが膨らんで下落に転じた」
今後については、次のように述べました。
井出主席研究員 「今週の米のCPI(消費者物価指数)とか、来週の(FRB=連邦準備理事会)FOMC(連邦公開市場委員会)を受けて、アメリカ株がもう一段上昇する可能性はあるが、アメリカ株はちょっと割高な状況にあるので、悪いイベントが発生した場合には、大きめの株価調整のきっかけになり得る点は注意しておきたい」
(「グッド!モーニング」2024年12月10日放送分より)