19日は冬型の気圧配置が緩み、北日本と西日本で3月並みの暖かさとなりました。一方、東日本では冬の寒さが続きました。
■東日本で冬の寒さ続く
北の大地では、幻想的な光景が。雪に覆われた岸辺。朝日に照らされた川面からは…。川霧が立ち込めます。
北海道のほぼ中央に位置する占冠村。朝、全国での今シーズン最低気温に迫るマイナス25.6℃を記録。極寒の白銀世界が広がります。
雪国・福島県では白熱の「雪合戦大会」が。最低気温マイナス13.1℃と今シーズン一番の寒さのなか、ヘルメットを着けた子どもたちが元気よく投げているのは白い雪ではなく、なぜか黄色いテニスボールです。
今年は参加チームが多く、雪玉作りが追い付かず…。予選は“テニスボール合戦”に。それでも…。
参加した小学生 「楽しいです」
富士山の麓で、80人の子どもたちが手を取り合い挑戦するのは、巨大なタコの凧(たこ)上げ。全長は25メートル。
大空をくねくねと舞う姿に…。
子どもたち 「楽しかった」 「海の中を泳いでいるみたい。ふにゃふにゃしていた」
和歌山県では、意外な場所で新春恒例のカルタ大会が。会場は、なんと温泉地を流れる川に設置された大きな露天風呂です。
19日は気温が17.7℃まで上昇し、4月上旬並みに。
東京でも新春を盛り上げるお祭りが…。江戸時代に幕府公認の遊郭として栄えた「吉原」の地で「江戸の華まつり」が行われました。
外国人観光客も日本の伝統芸能に釘付け。
5年前から日本で家族と暮らすエイミーさんは、和太鼓に初挑戦。商店街の人に教えてもらい、独特のリズムを体験します。
在日アメリカ人 エイミーさん(54) 「ファーストタイム、初めて。楽しいけど難しかった」
日本文化に興味を持ったエイミーさんは、各地の祭りに参加。お茶摘み体験や酒蔵巡りも…。日本の伝統文化を絶賛。
エイミーさん 「とても楽しくて興味深い。小さな子どもたちが伝統文化に関心を持っている姿を見るのがうれしいです」
子どもたちは、昔懐かしいコマにも熱中していました。