アメリカのトランプ大統領は、イエメンの親イラン武装組織「フーシ派」に対する軍事行動を始めるようアメリカ軍に命じました。攻撃はすでに始まっています。
トランプ大統領は自身のSNSで「フーシ派」が紅海などでアメリカや他国の船舶や航空機に海賊行為やテロ行為を繰り返してきたと非難しました。
容認できないとして、アメリカ軍に対し軍事行動を始めるよう命じ、フーシ派がテロ行為などをやめなければ「見たことがないような地獄が降り注ぐだろう」と警告しました。
「フーシ派」が運営するメディアは、イエメンの首都サヌアにアメリカ軍とイギリス軍による空爆があったと報じました。
少なくとも市民9人が死亡し、他にも9人がけがをしたとしています。
アメリカのニュースサイト「アクシオス」は当局者の話として、「攻撃は1回限りではない」と伝えています。