先月発生した大規模な山火事の影響で校舎が使えなくなっていた岩手県大船渡市の小学校で、17日から子どもたちの登校が再開されました。
大船渡市の綾里小学校は先月27日から休校となり、10日からは隣の地区の小学校の校舎を間借りして授業が行われていました。
校舎に被害はありませんでしたが、本来、17日に予定されていた修了式が18日に変更され、児童たちは体育館で式の練習をしました。
綾里小学校 渡辺信子校長 「休校期間でずっと勉強できなかった、子どもたちに会えなかった、その子たちがやっと会えたということで、子どもたちもここに戻ってくることが一番の安心だと思う。あたたかい場にしていきたいと思っています」
被災して今も避難生活を送る児童もいて、学校では心のケアにも取り組むことにしています。