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休職中に当て逃げか 発覚恐れ書類の偽造も 20代女性巡査長を懲戒処分

社会

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 休職中に交通事故を起こしたにもかかわらず、警察に報告することなくその場から立ち去るなどした女性巡査長について、警視庁は停職3カ月の懲戒処分としました。女性巡査長は辞職しました。

 警視庁の20代の女性巡査長は休職中の去年11月、東京都内の路上で車を運転し、別の車と衝突する事故を起こしたにもかかわらず、警察に報告することなくその場を立ち去りました。

 衝突された車の運転手は全治2週間のけがをしています。

 その後、女性巡査長はこの事故が発覚することを恐れ、乗っていた車の名義を変更するためにSNSで知り合った別の男性の住民票の委任状を偽造して役所に提出していました。

 男性が警察に通報したことで一連の事件が発覚し、警視庁は今月28日、この女性巡査長を過失運転致傷や有印私文書偽造の疑いなどで書類送検し、停職3カ月の懲戒処分としました。

 この女性巡査長は休職中にアルバイトを繰り返し、受け取った給料を隠すために他人の名義で預金口座の開設などもしていて、「衝動的に行動に移してしまった。迷惑を掛けてしまい大変、申し訳ない」と話し、28日付で辞職しています。

 警視庁は「事態の重大性を鑑み、厳正に処分しました。今後より一層、人事管理を徹底し、再発防止に努めて参ります」としています。

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