岡山市の職員の約3割が、行政サービスの利用者等からの著しい迷惑行為、いわゆる「カスタマーハラスメント」を受けた経験があることがわかりました。
岡山市が実態把握のために全職員に対して行ったアンケート調査の結果をまとめたものです。
調査は、2024年12月末から約1カ月間、全職員(約11,500人)を対象にインターネットを利用して行われ、5619人(回答率 約49%)が回答しました。
調査結果によりますと、直近3年以内にカスハラを「受けたことがある」と回答したのは31.9%(1794人)、「見たことがある」を含めると46.1%(2593人)と半数近くを占めました。
内容(複数回答)は、侮辱、大声、脅迫等が74.1%と最も多く、長時間の拘束も56.2%と半数を超えていました。対応した時間は、1時間以上が29.6%で5時間以上の場合もありました。
岡山市は、今後、職員の負担を軽減できるよう対策を検討していくとしています。