JR岡山駅前の再開発事業で建設されるマンションのモデルルームが25日、報道陣に初めて公開されました。建設ラッシュを迎えている岡山市中心部。今後のマンション事情は?
(松木梨菜リポート)
「天井の高さが2.6mあり空間が広く感じられます。そして床にはすべての住戸に床暖房が装備されています(※リビング・ダイニングに床暖房)」
JR岡山駅前の再開発事業の一環で建設中の「プラウドタワー岡山」。野村不動産とJR西日本不動産が手がけた地上31階、地下2階建て、全422戸の大型タワーマンションです。
モデルルームが25日、報道陣に初めて公開されました。
こちらの部屋は、高層の29階から31階にある「プレミアム住戸」です。部屋の間取りは2LDKから4LDKで、販売価格は1億5598万円から3億6998万円です。
そして「ファミリータイプ」の部屋。3LDKで5000万円台から8000万円台です。
(プラウドタワー岡山 販売責任者/久保友理香さん)
「実際に住まれる方が4~5割ほどですが、残りはセカンドハウスや投資用といった用途の方がいらっしゃいます」
2024年11月から2月にかけて第1期の販売が行われ、予定していた190戸が完売しました。
購入した人は40代~50代が半数ほどを占め、6割以上が岡山県内在住だということです。2025年5月に第2期の販売がスタートします。
(プラウドタワー岡山 販売責任者/久保友理香さん)
「どこにでも行きやすいといったところを評価されている方が多くいらっしゃいますので、かなりポテンシャルのある都市だと思っています」
岡山市中心部ではマンションの建設ラッシュ……専門家は?
(ダイシン/菊井慎也 社長)
「コロナが明けて今から再開していこうかという物件が桃太郎通りも含めて今後出てくる」
2025年度以降、岡山市中心部の再開発で建設が予定されているマンションは5カ所あり、総戸数は849戸です。
(ダイシン/菊井慎也 社長)
「販売戸数で見ると供給が過多になってきているかなと。売れる物件と売れない物件の2極化が鮮明になってくるのではないか」