韓国の非常戒厳を巡り“内乱”を主導した疑いで逮捕・起訴されていた尹(ユン)大統領に対し、憲法裁判所は“罷免(ひめん)”を妥当とする判決を出しました。ソウルの憲法裁判所の周辺では厳戒態勢が取られるなか、大規模な集会が続いています。
(河村聡記者報告) こちらでは罷免賛成派の喜びの集会が続いています。
参加者らはモニターでライブ映像を見守っていて、罷免が宣告されると大きな歓声が沸き起こり、抱き合ったり、涙を流す人の姿もありました。
そして、この会場の先には警察が高さ数メートルの大きな壁を今回、設置しました。その先に憲法裁判所がありますが、全く近付けないようになっています。
さらにもう1枚壁を隔てた区画で罷免反対派の集会が行われていて、賛成派と反対派が近付けないような形になっています。
2017年の朴槿恵(パク・クネ)大統領罷免の時には、宣告後に一部の支持者が暴徒化するなどして4人が死亡しています。
今回はその時よりさらに弾劾(だんがい)賛成・反対で世論が2分している状況で、警察には非常に強い警戒感があります。
4日の決定をもって分断された国内がいったんの節目となるかどうか、カギを握るのが尹氏の対応です。
いつコメントを出すのか、罷免を受け入れるのかどうかという部分が注目されます。
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