8日、過去4番目の上げ幅となった日経平均株価は、関税への警戒感が一段と高まり、大きく値下がりしています。下げ幅は一時、1700円を超えました。
9日の日経平均は、取引開始から下げ幅を拡大するほぼ全面安の展開となり、午前中には一時、1300円以上値下がりしました。
「トランプ関税」を巡るアメリカと中国の対立や「相互関税」などへの警戒感の高まりが要因です。
午後には日本や中国などへの追加関税が発動され、各国の報復関税への警戒感は一段と高まり、下げ幅は一時、1700円以上まで広がりました。
外国為替市場でも円高が急速に進んでいることも影響しています。
円相場は1ドル=144円台で推移しています。