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イラン核施設に「重大な損傷と予想」 IAEA事務局長 最大限の自制呼びかけ

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 アメリカ軍が空爆したイラン中部の核施設について「非常に重大な損傷」が予想されるとIAEA(国際原子力機関)のトップが明らかにしました。

 IAEAのグロッシ事務局長は23日に開かれた緊急理事会で、アメリカ軍が空爆したイラン中部・フォルドゥの核施設について「重大な損傷が発生したと予想される」と述べました。

 施設に複数のクレーターが確認されたほか、攻撃に使用された地下貫通弾「バンカーバスター」の威力と振動に敏感な遠心分離機の性質を考慮した結果だとしています。

 13日にイスラエルがイランの核施設を攻撃して以来、IAEAは査察ができておらず、グロッシ事務局長はイラン側に現地調査の許可を求めました。

 グロッシ事務局長は「核施設への攻撃は決して行われてはならない。国境を越えて深刻な影響をもたらす放射性物質の放出につながる」として、最大限の自制を改めて呼び掛けました。

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