「日本の棚田百選」に選ばれている小豆島の中山千枚田で地元の小学生たちが田植えに挑戦しました。
中山千枚田は、大小約800もの田んぼが斜面に広がる、美しい棚田です。棚田の保全などを目的に地元の協議会などが開いたもので、池田小学校の1年生から5年生までの児童15人が参加しました。
「ハタ」と呼ばれる定規のような農具を使い、一定の間隔で丁寧に苗を手植えした子どもたち。作業のあとは、水を張った棚田で泥だらけになりながら遊んでいました。
中山千枚田では、人口減少や担い手不足のため休耕田が増えていて、耕作が難しい人は知人に田んぼを託すなど地域ぐるみで維持が続けられています。
(1年生)
「(苗を)植えることろが楽しかった」
(5年生)
「コメ作りの大変さを味わいました。伝統あるものだからこそ残ってほしいです」
(中山棚田協議会/九野賢輔 会長)
「棚田に関心を持ってもらうことは大事なこと。理解も大人になるごとにできてくるのではないか」