季節性インフルエンザの一つの医療機関あたりの患者報告数が7週連続で増加しています。すでに流行シーズン入りしていて、厚生労働省は警戒を呼び掛けています。
厚労省によりますと、今月5日までの1週間に報告された一つの医療機関あたりのインフルエンザの患者報告数は、全国で「1.56人」でした。
流行シーズン入りが発表された前の週の「1.04人」からおよそ1.5倍増え、7週連続で増加となりました。
都道府県別にみると、18都府県で流行の目安とされる「1人」を上回っています。
最も多いのが沖縄県の「12.18人」で、次いで東京都の「3.3人」、宮崎県の「2.89人」でした。
厚労省は、うがいや手洗い、マスクの着用などの基本的な感染対策を呼び掛けています。