岡山と香川の注目グルメを紹介するほっとマルシェ。今回のテーマは、その国や地域に伝わる民族独自の料理、「エスニック料理」です。香川から本場メキシコの味が楽しめるタコスを紹介します。
高松市出作町の「HÉROES TACOS COCINA」です。スペイン語でエロエスが「ヒーロー」、コシーナが「台所」の意味だそうです。
本場メキシコと同じトウモロコシの粉を使った、コーントルティーヤのタコスが楽しめます。作ってくれるのは、メキシコ人のビクトルさんです。
まずは、タコスの王道「カルニータス」です。
(HÉROES TACOS COCINA/ビクトルさん)
「カルニータスは、ゆっくり……クッキング……ラード……豚肉」
そう、豚の塊肉をたっぷりのラードで煮るように火を入れています。繊維が崩れてホロホロ食感!日本人にも食べやすい味付けになっているそうです。
続いては、牛肉を使ったタコスです。「ビリア」と言って、カルニータスよりも、スパイスで強めに味付けした牛肉をトルティーヤの上にたっぷりのせています。
ビクトルさん、お薦めの食べ方は?
(HÉROES TACOS COCINA/ビクトルさん)
「スープつけて、そっからパン!」
牛肉を長時間煮込んでいたうま味たっぷりのスープにつけて食べるとおいしいそうです。
次は「パストール」というタコスです。スパイスなどに漬け込んだ豚肉を重ね、じっくり焼いています。
中東系の移民が始めた調理法と言われていて、トルコ料理のケバブとルーツは同じなんだとか。
最後に、タコスと言えば、サルサ(ソース)ですよね。この店には、サルサバーがあり、食材や辛さのタイプによって6種類から選んで楽しむことができます。
好きなタコスと好きなサルサの組み合わせを見つけのも面白いかもしれませんね。
(2025年10月10日放送「News Park KSB」より)