宿泊需要の高まりを受けて、JR四国が高松駅の近くに19日、新しい宿泊施設をオープンします。島を旅するカップルや外国人旅行者がターゲットです。
新しい宿泊施設「Setolive別邸 by 4S STAY」は地上3階建てで、築39年の住宅の2階部分までを改装しました。
元の建物の多くの部分をそのままにリノベーションし、改装費はこれまでの施設の半分ほどに収めたということです。
客室は3人用2室と5人用2室の合わせて4室です。宿泊料金は一人6000円からですが、シーズンによって変わるそうです。
管理人は常駐せず、タブレットによる無人チェックインシステムです。
5人用の部屋には畳張りの和室が用意され、インバウンド客の人気を呼びそうです。
(JR四国 事業開発本部/戸梶美里さん)
「ここから島へ、ここから山だったり、隣の県へ遊びに行っていただけたらなと思っています」
JR四国は2018年から簡易宿所事業を展開し、既に香川県と徳島県で合わせて5軒の施設を運営しています。2030年度までに年間売り上げ2億円を目指しています。