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“人気ブランド”が駅名に 若者の街「聖水」の駅が「MUSINSA駅」へ ソウル

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 韓国で日本人観光客にも人気の街「聖水(ソンス)」の駅名にファッションブランド名が付くことが分かりました。韓国でも駅名に企業や機関の名称を併記する動きが盛んになっています。

 ソウル市の「聖水駅」はアパレルショップやカフェなどが並ぶ人気のエリアで、早ければ年内にも「MUSINSA駅」になる予定です。

 「MUSINSA」は韓国発祥のファッションブランドで、20代を中心に日本でも人気を集めていて、聖水エリアには衣類や化粧品など11店舗を構えています。

 10日付でソウル市内の地下鉄を運営するソウル交通公社とおよそ3500万円で聖水駅にブランド名を併記する契約を結びました。

 最大で6年間、聖水駅の出入り口や駅名を記した看板、路線図などに「MUSINSA駅」と掲載されます。

日本人客 「聖水=MUSINSAみたいな」 「MUSINSAに行くとなったら聖水に来ようってなると思います」

 ソウル交通公社は、財政難を背景に2016年から駅名併記の事業を行っていて、聖水駅の他にも新龍山(シンヨンサン)駅が化粧品ブランドの「アモーレパシフィック」駅に、アックジョン駅が「現代百貨店」駅など、そのエリアの中心的な企業などを併記する動きが広がっています。

 一般的な広告よりも掲載期間が長く、かつ安定的に露出効果が期待できるということです。

MUSINSA広報担当 キム・ジェウンさん 「最近、K(韓国の)ファッションに対するグローバルな関心が最も高いし、特に聖水洞を訪れてKファッショントレンドを経験しようとする方が多い。なかでもMUSINSAを訪れる顧客が多い状況で、これからは聖水洞と言えばムシンサを思い浮かべることができるように期待している」

 今回の契約で聖水エリアにMUSINSAのイメージが定着するか注目されます。

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