南米ペルーの議会は、治安が悪化する中犯罪の削減が出来なかったことなどを理由にボルアルテ大統領を罷免しました。
2022年にペルー初の女性大統領となったボルアルテ氏は不正に利益を得たなどのさまざまな疑惑が浮上するなか、支持率が低下し国民の反発を招いていました。
また、不安定な経済や犯罪率の上昇などに対しても国民の不満が高まり、反政府デモが頻発する事態となっていました。
ペルー議会は今月10日未明に犯罪削減に対応できていないなどとして、ボルアルテ氏を賛成多数により罷免しました。
残りの任期についてはヘリ国会議長が新たな大統領に任命されました。