ガザ地区の停戦が発効され、人質の解放がまもなく始まるのを前にイスラエル首相の報道官がANNの単独取材に応じ、合意が守られなかった場合は攻撃を再開する可能性を示唆しました。
ネタニヤフ首相報道官 デイビッド・メンサー氏 「すべての人質が帰還し、ガザはもはや、この国への脅威ではなく、ハマスはガザの統治において未来を持たない。穏便な方法で実現することを望むが、ハマスが合意を守らない場合、イスラエルは自衛する準備ができている」
ネタニヤフ首相の報道官・メンサー氏はこのように牽制(けんせい)したうえで、「ハマスが平和の使者になったわけではない」と述べました。
そのうえで、13日にも始まる人質の解放が最優先事項だと強調しました。
ネタニヤフ首相報道官 デイビッド・メンサー氏 「イスラエルが安全保障の全体的な統制権を保持するが、将来の段階においてはガザ住民やイスラエルを破壊する意思がない、その他の関係者がガザの将来における管理当局の一翼を担うだろう」
メンサー氏はこのように述べた一方で、ハマスの武装解除やガザ地区の統治に関する次の段階の協議は「期限が設定されていない」とし、具体的な議論はこれからだと明かしました。