ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

「真冬の選挙戦」36年ぶり“異例対応”も 雪国の苦悩 北海道6区 候補者のホンネ

政治

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 27日に幕を開けた真冬の選挙戦。寒波に見舞われた雪国では、どのような戦いとなっているのでしょうか。

 今回の敵は他の候補者だけではありません。

 寒さと雪が有権者の投票にどれほど影響を与えるのか。“真冬の超短期決戦”が幕を開けました。

■“超短期決戦”どこに注目?

 27日に公示された衆議院選挙。2月8日の投開票に向け、12日間の選挙戦が行われます。

 皆さん、どの党の公約に注目しているのでしょうか。

70代の人 「(Q.今回の選挙、投票先の決め手は?)これといって見つかっていない。2月8日までに考える。本当に未来のことを考えている政党がどこなのかまだ分からない」

 高市総理大臣の電撃解散を受け、急きょ決まった選挙。有権者も迷っているようです。

70代の人 「とにかく今回は(公約が)似たり寄ったり。将来にツケを残さない(政策を)重視する主張の党があれば、そこに入れたいと思っている。もうちょっと考えようと」

60代の人 「(Q.何が(投票の)決め手に?)消費税」

 今回、ほとんどの政党が公約に“消費税減税”を掲げていますが…。

60代の人 「皆、同じようなことを言っていて(公約の)差が分からない」

 物価高対策や外交、外国人政策など様々な争点がある衆院選。議席を伸ばすのはどの党なのか。

20代の人 「子育て政策。分かりやすく届くように訴えてほしい」

80代の人 「日本のなかだけでなく、国際的なつながりもきちんとした、力のある人に政治を任せたい」

■「お年寄りが選挙に行けるのかな」

 一方で、今回の選挙、街の人たちが気に掛けていたのは…。

70代の人 「5年前に北海道に住んでいたので、お年寄りが選挙に行けるのかなと」

50代の人 「地方の人は、雪国の方は減ってしまうのでは。投票率」

 真冬の2月に投開票される衆院選は実に36年ぶり。

佐藤官房副長官 「大雪が見込まれるなど、投票日に都合がつかない人は期日前投票を利用いただくことも可能。各選挙管理委員会におかれては、大雪も到来するなかでの準備、大変ご苦労いただいている」

■「今回は時間がない」

 幕を開けた36年ぶりの“真冬”の選挙戦。北の大地では、雪と寒さとも戦う選挙となります。雪が積もるなか、3人の候補者はどのように戦っていくのでしょうか。

 北海道6区は旭川市や富良野市などを含む道内のほぼ中央に位置し、積雪が1メートルを超える地域もある豪雪地帯です。

 27日朝はマイナス10℃を下回る冷え込みとなった旭川市。手袋を外して握手するのは中道改革連合の西川将人候補です。

 約1週間前は選挙カーに「立憲民主党」と書かれていましたが…。

西川候補の秘書 「本来だったら解散してから、ある程度の時間があるので、そのなかで色々、作業が進められるけど今回は時間がない」

 それから大急ぎで修正し、「中道改革連合」の選挙カーで有権者に支持を訴えます。

中道改革連合 前 西川将人候補(57) 「国民の暮らし、生活を直視して一人ひとりに寄り添った政治を実現していく。新しく仲間となっていただいた、一緒に頑張っていく公明党の皆さんとともに皆さん勝ち抜いていきましょう」

■有権者を考慮 屋外から室内に

 一方で、自民党の東国幹候補はホテル内の会場から選挙戦スタートです。

 前回、2024年の衆院選は屋外での第一声でした。東候補の事務所によりますと、今回は寒いなか演説を聞きに来る有権者を考慮して室内に切り替えたということです。

 選挙の準備も雪との格闘でした。

東候補の事務所関係者 「(Q.ひざまで…?)そうなんです」

 雪道のなかのポスターの貼り替え作業は23市町村、約1600カ所に及びます。

自民党 前 東国幹候補(57) 「多くの道民の皆さまに理解を求める戦いである。そして、これからやりたいことの理解を求める戦いである。その12日間にしていかなければならない。私にこの12日間、力を貸して下さい」

■白い息を吐きながら

 選挙カーを止めるスペースを確保するために雪かきをしていたのは共産党・荻生和敏候補(76)。

日本共産党 新 荻生和敏候補 「こういう除雪から始まる選挙というのは初めてだね。異例中の異例」

 27日も雪に囲まれての第一声となりました。時折、白い息を吐きながら訴える荻生候補。演説に耳を傾ける人も完全防寒です。

日本共産党 新 荻生和敏候補 「私たちは今回の選挙を高市自民維新政権にきっぱりと審判を下す選挙にしていこうではありませんか」

■前回の開票場所だった施設が…

旭川市選挙管理委員会 長谷川伸一事務局長 「冬の2月の選挙は36年ぶり。市の職員のなかでは経験した人はいない」

 自治体も真冬の短期決戦で異例の対応に追われていました。旭川市内360カ所、選挙ポスターの掲示場の設置作業は26日まで続けられていたということです。

 さらに、前回の開票場所だった施設が冬の時期はスケートリンクに。そのため、これまでより狭い体育館に変更を余儀なくされています。

旭川市選挙管理委員会 長谷川伸一事務局長 「広さは(前回の)3分の2程度なので、あらゆるものが初めての配置になる。ゼロから設計を考えているところ」

■安全確保の問題

 そして、担当者が何よりも気に掛けていたのは安全の確保でした。

旭川市選挙管理委員会 長谷川伸一事務局長 「雪だと投票所の通路が埋まってしまったり玄関に雪が入って滑りやすくなったり、安全面でも心配」

 旭川市の選挙管理委員会は職員を増員して安全確保にあたる予定だということです。

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース