ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

36年ぶり「真冬の総選挙」雪国は困惑 “投票率No.1”山形の不安

政治

ADVERTISEMENT

ADVERTISEMENT


 立憲民主党と公明党の新党の名前が「中道改革連合」に決まるなど、選挙モードに突入している永田町。36年ぶりとなる真冬の決戦に、準備を急ぐ雪国からは困惑の声も上がっています。

■雪国は困惑「出ていくのも嫌」

地元住民(山形県) 「(Q.この時期の選挙は?)やんだな。雪降りだ、吹雪だと(外に)出ていくのも嫌になる」

 2月に衆議院選挙が行われると、実に36年ぶりです。海部元総理の時に行われた1990年の衆院選は東京でも雪が降るほど極寒の選挙でした。

関西から来た札幌市民(70代) 「日本は南北に長いので、気候が違うということは本州の関西の人には分からないから」

■総理はイタリア首相と…

関西(奈良)が地元 高市総理大臣(64) 「充実した対談ができたことを大変うれしく思います」

 日本初の女性総理大臣とイタリア初の女性首相。総理官邸では今月16日、首脳会談が行われました。

 高市総理が手渡したのはキャラクターグッズ。日本のアニメ好きとして知られ、15日に49歳の誕生日を迎えたメローニ首相へのプレゼントです。

高市総理大臣 「二国間の関係を特別な戦略的パートナーとして、さらなる高みを目指すことと致しました」

 両国は防衛や経済安全保障など幅広い分野での協力を発展させることで一致。メローニ首相は17日に帰国します。

 これで一連の外交日程を終える高市総理は週明け、自らの口で「衆議院解散」について説明するとみられますが…。

■選挙モード本格突入

 永田町は、すでに選挙モードに突入しています。

 新党を結成することで合意した立憲民主党と公明党。「中道改革連合」を発足させました。

中道改革連合 斉藤共同代表 「日本の経済の安定と平和を保っていくことが『中道』だと」

中道改革連合 野田共同代表 「生活者ファーストの視点で現実的な政策を打ち出していこうと。もっと大きな塊にしていければ政界再編の第一歩を踏み出す闘いになると思います」

 党の方針や基本的な考え方をまとめた「綱領」については、精査したうえで来週に発表するとしています。

共産党 小池書記局長 「(立憲と公明が)どういう共通の立場を保つのか注目していきたい」

自民党 鈴木幹事長 「“選挙互助会”のような組織であると思えてならない」

 与党にも動きが…。

 日本維新の会代表を務める吉村大阪府知事は16日、辞職届を提出。出直しダブル選挙に打って出ます。

日本維新の会 吉村代表 「万博後の大阪の成長のために都構想が必要だと。その設計作りに挑戦させて下さいと。(衆院選と)同日選でやるべきだということで辞任する」

 27日に公示、来月8日に投開票を軸に調整されている解散総選挙。“真冬の選挙戦”が迫っています。

■36年ぶり真冬の総選挙 困惑も

当時の放送(1990年) 「防寒のため一工夫二工夫も必要。そろいのスキーウェアや小物、1人あたり4万6000円。寒さものともせず頑張っているというアピールも大切」

 36年前の映像では街宣車の窓が凍ってしまい、やかんでお湯を掛けます。

選挙スタッフ 「手を振らなきゃならないため、片方だけ窓から手を出す。それでこのようなサポーターで寒さを防いでいる」

 「決死の覚悟でというイメージかもしれません」と当時を振り返るのは、北海道ニセコ町の職員だった立憲の逢坂選対委員長です。

立憲民主党 逢坂誠二選対委員長 「寒さとか吹雪。選挙カーがまともに選挙区内を回れないということもある。それから防寒対策。運動員も暖かい時の選挙と違ってウィンドブレーカー1枚で『頑張って下さい』というわけではいけない」

■200万人「雪まつり」と重複?

 札幌市では来月4日から始まる雪まつりの日程と選挙が重なる可能性が出ています。

札幌市 観光地域づくり担当 大内賢一郎課長 「その街頭演説に来られる方と雪まつり来場者の安全確保という意味では、まずは来場者の安全を考えたい」

 例年、200万人を超える観光客が訪れる雪まつり。

 特に問題となるのはコストです。

札幌市選挙管理委員会 中克尋課長 「予算の確保ができていない…」 「(Q.この時期は金がかかる?)夏に比べて除雪費用や暖房費用がかかる」

 時間もなく、ポスターを貼る掲示板の数も減らさざるを得ないそうです。

札幌市選挙管理委員会 中克尋課長 「雪が多くて立てられない。雪置き場として利用している。邪魔にならない配慮も必要。前回立てた2000カ所は立てられない」

 36年前、積雪の多い地域は厳しい選挙となりました。新潟県では田中角栄氏の銅像に雪が積もり、手を合わせる候補者も雪のなか…。

 そんな豪雪地域のなかでも過去6回の国政選挙で全国で1番の投票率を誇るのが山形県です。

■「投票率No.1」山形の不安

80代の人 「常に行ってます」 「(Q.雪は?)雪なんか関係ねえ。前からだ」

70代の人 「(Q.投票意識が高い?)そうなのよ。自分たちの1票がね、街を良くするっていう気持ちがね。いせちゃんも行くべ?投票に行くべ?」

■「ちょっと待って…」

 今月16日朝、役場へ行くと…。

西川町 総務課 荒木真也課長 「投票用紙の色がかぶりました」 「印刷まわしてねぇべ。まだ?駄目だ。同じ色なんか」

 衆院選と同じ日に町議会の補欠選挙を行おうとしていたところ、投票用紙の色が比例代表とかぶってしまったそうです。

西川町 総務課 荒木真也課長 「(町議会の)補欠選挙の投票用紙の色を変えなきゃならない事態になりまして、ちょっと今パニックになった。ちょっと待って…という感じです」

 そして、積雪量との闘いです。

西川町 総務課 荒木真也課長 「看板(設置場所)はあの辺りです。雪をどかして地面を出して、杭を打ち付けて飛ばないように」

 除雪をしてからポスターの設置をしなければなりません。しかも作業はシルバー人材センターから派遣された高齢者がスコップなどの手作業で除雪することになるそうです。

 西川町の16日の最深積雪は125センチ。

西川町 総務課 荒木真也課長 「町民の皆さん非常にまじめで投票率も高いので、なんとしても来なければという意識が高い。投票に来やすい環境づくりは苦労する部分だと思う」

関連ニュース

全国ニュース(ANN NEWS)

新着ニュース