去年1年間の日本の農林水産物や食品の輸出額は13年連続で過去最高を更新しました。ただ、政府目標の2兆円には届きませんでした。
農林水産省によりますと、2025年の農林水産物や食品の輸出額は1兆7005億円でした。
前の年より12.8%増え13年連続で過去最高を更新したものの、政府が目標に掲げていた2兆円は達成できませんでした。
国・地域別にみると1位はアメリカの2762億円(+13.7%)でした。
去年4月に関税が導入されたものの、緑茶や牛肉の需要が旺盛だったということです。
2位は香港(2228億円)、3位が台湾(1812億円)、高市総理大臣の台湾有事を巡る発言を受け、去年11月に日本産水産物の輸入を事実上停止した中国は4位でした。
輸出額の伸びを品目別にみると、1位は世界的な抹茶ブームを背景におよそ2倍に急増した「緑茶」でした。
2位は「ホタテ貝」(30.4%増)、3位はぶり(27.4%増)となっています。
政府は2030年の輸出額の目標を5兆円としていて、実現に向けてはさらなる販路拡大などが求められます。