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「韓国のり」高騰で過去最高値 “地上養殖”で不作打破へ

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 韓国の名産であるのりの価格が高騰し、過去最高となっています。安定した供給に向けて技術の開発が進められています。

 韓国旅行の土産として日本でも親しまれる韓国の名産「韓国のり」。その小売価格は5年前の1.5倍以上に跳ね上がり、過去最高となっています。

 のりの販売店は…。

「とても値上がりしました。去年やおととしは1袋あたり1万5千ウォン(約1586円)程度だったのが、今は2万ウォン(約2116円)で売っています。困りますね。高くなるとどうしても消費が減りますから」

 韓国ドラマなどの人気から、去年韓国のりの輸出額は過去最高のおよそ1780億円でした。

 アメリカとの関税交渉では、アメリカでの生産が難しいという理由から水産物の中で唯一のりが無関税の品目とされ、今後さらに販売量が増える見通しです。

 一方、気候変動の影響でのりが不作となり、供給が追い付かない状況が続いています。

 韓国政府はこの状況を打開しようと、去年から民間と共同でのりを地上養殖する技術の研究を始めました。

 水槽に空気を送ることで水の流れを作り、光の当て方や温度を変えながら海に近い環境を探しています。

 のりが育つのに最適な水温は10℃前後ですが、気候変動の影響で夏には海水温が25℃前後まで上昇することもあり、のりに穴が空いたり変色がみられたりします。

 地上養殖ではこうした問題の克服が期待されます。

プルムウォン技術院 未来事業革新センター長 アン・ドクジュン 「人が管理しなければならない部分が非常に多いので、今のところ経済的な効果はクエスチョンです。持続可能な環境にやさしいのりを養殖することを目指している。近く、そのような産業モデルができると思っている」

 去年の年末ごろから品質の良いのりが生産できるようになってきたということです。

 食感も良く、普段食べているのりと味も変わりません。

 韓国政府は2029年までに開発を終え、価格の高騰を抑えたい考えです。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2025

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